開催のご案内

開催にあたって

2020年4月、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言を打ち出し、我が国の製造業にも多大なダメージを与えました。コロナ禍において人々の生活様式が変わっていき、緊急事態宣言解除後はニューノーマル(新常態)にいかに対応するかが求められています。逆境を克服するには技術革新とものづくり力に磨きをかけ、新常態において国際競争力をつけていく必要があることは疑いのないところです。モノづくりの企業、技術が集結する中部地域が牽引力となって新たな境地を切り開いていくことが期待されています。
このような環境の中、中部プラスチックス連合会、(一社)中部日本プラスチック製品工業協会、日刊工業新聞社は、2021年9月29日から10月1日の3日間、ポートメッセなごやにおいて「名古屋プラスチック工業展2021」を開催します。本展は、1963年に第1回を開催して以来、現在3年に一度開催し、今回で33回目を迎えます。原材料から成形機、二次加工機、成形関連機器、コンパウンド設備、3Dプリンター、金型、計測、製品、リサイクル技術までを総合的に網羅した、中部地区で最大規模のプラスチック産業の専門展示会です。
今回は、デジタル社会に対応した、高機能化・ネットワーク化した機械と製造技術、そしてそこから創り出される、持続可能な循環社会に対応する素材と製品をご来場者に訴求したいと考えております。展示会のテーマを、「プラスチックが創る未来の形~つながる技術、循環する素材・製品~」と題して、プラスチック産業における最新技術、製品・サービスを広く展示し、新規開拓、販路拡大など、出展者の有効な商談の場としてご活用いただければ幸いです。関係各位のご参加を心よりお待ちしております。

 

2020年9月
中部プラスチックス連合会
(一社)中部日本プラスチック製品工業協会
日刊工業新聞社