開催にあたって
愛知県は製造品出荷額が約44兆円と2位の神奈川県の約18兆円を大きく引き離し40年以上日本一であり、業種別で見ても輸送用機械をはじめゴム製品、プラスチック製品、ロボット等13業種で全国シェア1位です。しかし近年愛知県の基幹産業である自動車産業にEV等新たな波が押し寄せ、モノづくりに於いてもIoT（モノのインターネット）活用、高機能材料の使用等で変化が生じてきました。これまでのモノづくりが明らかに変わろうとしています。また、日本は少子高齢化により国内の量的成長が見込めなくなり、グローバル化が進む一方で、保護主義的な考え方も台頭して来て、社会の在り方も変わろうとしています。正に21世紀の生き残りを賭けた激動の時代を迎えています。そこで「2018名古屋プラスチック工業展」では、『世界市場で勝つモノづくりとは!?』をテーマにこれからのプラスチック産業の在り方を問う展示会として開催致したく存じます。ぜひこの機会に本展示会を活用頂きまして、中部地区の新規開拓、販路拡大にお役立て下さい。
平成29年9月
日刊工業新聞社
中部プラスチックス連合会
(一社)中部日本プラスチック製品工業協会